特別支援教育

【発達障害を知る①】そもそも発達障害って何?ASD・PDD・ADHD・LD

そもそも発達障害って何?
最近よく聞くHSPって発達障害?
haru
haru
こんにちは!ハルトです!

発達障害

最近耳にすることも多いのではないでしょうか。

今日はこんな疑問を解決します!

はてな

1.そもそも発達障害って何?

 

そもそも発達障害って何?

発達障害とは、発達障害者支援法で以下のように定義されています。

自閉症、アスペルガー症候群その多の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢で発現するもの

(発達障害者支援法 第2条)

まだお堅いですね。

一目でわかるわかるように図にしたのでこちらをご覧ください。

 

発達障害として、大きく代表されるもの4つです。

①自閉症スペクトラム障害 ②広汎性発達障害

③学習障害 ④注意欠陥多動性障害

それでは各障害の定義を見ていきましょう。

 

各障害の定義(上の画像と照らし合わせながら見るとわかりやすいです)

①自閉症スペクトラム障害(ASD:Autism Spectrum disorders)

自閉症スペクトラム障害は、「自閉傾向をスペクトラム(連続体)で見る」ことを示しています。

自閉症スペクトラム障害、

(1)コミュニケーションの障害

(2)対人関係の障害

(3)強ぴこだわりによる社会適応の困難さ

の3つの特徴があります。

 

スペクトラム(連続体という意味)で見るとは?

しかし、この3つの特徴は誰しもが同じ程度であるとは限りません。

自閉傾向のあるこんな人

  • コミュニケーションや対人関係に強い障害があってもあまりこだわりが無い人
  • 最低限のコミュニケーションは取れるが、こだわりが強い人

同じ自閉症と診断されても、上の2人への支援の仕方はかなり変わってきますよね。

そこで、上3つの自閉傾向をスペクトラム(連続体)で捉えるという見方に変わったのです。

スペクトラム(連続体)とは、色のグラデーションをイメージしてください。

色のグラデーションは濃い色からだんだんと薄い色に変わって行きますよね。

色が濃い=自閉傾向が強い 色が薄い=自閉傾向が弱い

この人のコミュニケーションの障害の強さ弱さはどのくらいか、こだわりの強さはどのくらいか。

そういった見方をしていこうというのが、「自閉症スペクトラム障害」です。

 

大人の自閉症スペクトラム障害についてはこちら。

こちらもCHECK

【大人の発達障害】自閉症スペクトラム障害の特徴や症状【ASD】

続きを見る

②広汎性発達障害(PDD:Pervasive developmental  disorders)

広汎性発達障害とは、生まれつき脳の微細な異常が原因と考えられている神経発達障害の一種です。

コミュニケーションの困難さや対人関係、社会性というところで難しさがあります。

 

以前まで、自閉症やアスペルガー症候群と呼ばれ広汎性発達障害の中に含まれていました。

上の図で言うと、自閉症やアスペルガー症候群が広汎性発達障害の枠の中にあると言うことですね。

メモ

自閉症と広汎性発達障害が別々で捉えられるようになった理由

少し前まで、広汎性発達障害には細かな分類がありました。

自閉症 アスペルガー症候群 特定不能な広汎性障害 レット障害 小児期崩壊性障害(各障害については別の記事で)

しかし、日本でも指標の一つとされている、2013年に改定されたアメリカ精神医学会が出している診断基準DSMー5において、レット障害以外の4つ(上の黄色マーカー)が、「自閉症スペクトラム障害」として統一されました。そのため、現在では広汎性発達障害と自閉症スペクトラム障害はほぼ同じ意味で使われます。

 

③学習障害(LD:Learning disorders もしくは Learning disabilities)

haru
haru
あなたは誤解してませんか?
知的障害とは別物です!!

[/word_balloon]

学習障害とは、全般的な知的発達に遅れは無いのに、読みや書き、計算するといった特定の能力を学ぶことに著しい困難が生じることです。

知的な障害は無いのです。

そのため、「限局性学習症」とも呼ばれます。

じゃあ、読みや書き、計算することが苦手な子はみんな学習障害になるの???

答えは「NO」です。

学習障害は、学業不信がもたらされて、上記技能を必要とする日常生活を損なう段階で初めて診断されます。

「うちの子は本当に勉強ができない‥」と悩まれている保護者の方がいらっしゃれば、日常生活にまでそれは影響を及ぼしているのかというところでお子さんを見てあげてください。もし、そうであれば専門家にお話を聞きに行くことをオススメします。

 

④注意欠陥多動性障害(AD/HD:Attention deficit/Hyper activity disorders)

こちらの障害についても、最近ネット等で聞くことも増えてきましたよね。

でも、正しい情報をインプットしてください。

ADHDに代表される特徴は以下の3つです。

(1)多動性

→おしゃべりが止まらなかったり、うろうろしている、待つことが苦手等

(2)注意の転導性(てんどうせい)

→ADHDの人は、よく注意力が欠如している、散漫だと言われますがそれは注意の転導性があるからだと言われます。

 注意の転導性がある=注意が移ろいやすい

あなたは高校や大学の講義で周りがどれだけザワザワしていても、先生の声や友達の声に注意を向けていれば周りの声なんて気にならずにその人の声をちゃんと聞くことができますよね(カクテルパーティー効果とも言います)。

しかし、ADHDの人は周りの音が全て同じ刺激として自分の中に入ってきます。

あなたも静かなところで、いきなり大きな音が鳴れば振り向きますよね?

ADHDがある人は、人の話し声も、誰かが横を歩くときも、窓の外の電車や飛行機の音も全て等しく聞こえるため注意が移ろいやすいのです。

そのため注意が欠如している、注意散漫と言われます。

(3)衝動性

→せっかち、イライラすることが多い、約束や決まり事ごとが守れない

 

じゃあ、この症状がある人はみんなADHDなの?

答えは「NO」です。

ADHDと診断される手順としては5つぐらい項目があるのですが、最も重要なのは、「この症状が、統合失調症や他の精神病性障害の経過中に起こるものではなく、他の精神疾患でうまく説明されないこと」です。

要は、ADHDの特徴が出たからといってすぐにADHDと決まるわけではなく、まずはその症状が出る類似する病気等を疑いその治療から始まります。

なので、ADHDが疑われる人は多いかもしれませんが、実際にADHDと診断される人は少ないと思います。

 

まとめ

今日は、「そもそも発達障害って何?」について書きました。

ポイント

発達障害として、大きく代表されるもの4つある。

①自閉症スペクトラム障害 ②広汎性発達障害

③学習障害 ④注意欠陥多動性障害

大体発達障害というお話があれば、この4つのどれかでお話がされてます。

画像にも載せてますが、この他にもトゥレット症候群や吃音なども発達障害に含まれますので、次はここに焦点を当てて書きます。

また、最近よく耳にする「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」は発達障害ではありません。

近日中に、この辺りの関連記事も載せます。

 

それではまたお会いしましょう!

ブログランキング参加中!クリックで応援よろしくお願いします♪

-特別支援教育

© 2020 Haru lab Powered by AFFINGER5