教育一般

【必見】教員志望者は大学院に行くべきか【経験者が徹底解説!】

 

大学院に行ったら教採受かりやすいの?大学院行ってると給料って上がるの?おすすめの大学院はどこだろう?大学院出る時教採受からなかったらどうしよう‥

 

こんにちは、ハルトです(@blog_haru)。
実際に教育系の大学院を修了して、ストレートで教員採用試験に合格した経験を基に、これらのことについて解説していきます!
haru
haru

 

この記事の信頼性

筆者

大学院修了▶︎特別支援学校教員(正規)▶︎某大学 保育・教育系学部 助教

現在、保育者・教員養成に携わる

 

教員志望者が大学院に行くべきかどうかについて、教員採用試験で有利か給料はどうなるのかおすすめの大学院、この3つの視点から解説します。

 

教員志望者が大学院へ行くメリットについてもまとめていますのでご参照ください。

こちらもCHECK

【教員志望者】大学院へ進学するメリット5つ【経験者が解説!】

続きを見る

 

また、教員志望者が大学院へ行くデメリットについてはこちら。

こちらもCHECK

【教員志望者】大学院へ進学するデメリット3つ【経験者が解説!】

続きを見る

 

本記事で分かること

・大学院進学は教採で有利か

・院卒後就職した教員の給料は高いのか

・大学院進学でおすすめの大学院

・教採一発勝負は怖い!→解決する方法

 

なお本記事では、まだ教育現場に出ていない大学生を対象に書きます。

現職の先生を対象にした記事は別でまとめます。

 

大学院進学は教採で有利か

 

大学院進学は教員採用試験の合格のしやすさに影響するかどうかについてです。

 

答え

大学院進学に進学したから教採に受かりやすくなるわけではない。

しかし、間接的にとても有利に働く。

 

大学院に進学したからといって受かりやすくなるわけではない

教員採用試験では、受験者を良くも悪くも全員フラットに見ます。臨採経験者でも、非常勤経験者でも、大学院進学者でも、大学生でも。

実際には教員採用に関わる教育行政の人にしか分かりませんが、周りの人の合否判定を見れば概ねフラットに見ている印象です。また、自治体によっては1次試験で筆記免除などありますが、少なくとも2次試験の面接や模擬授業では全員フラットに合否の判定を出すはずです。

なので、直接的に大学院生だから合格しやすいかといったらそうではありません。

 

間接的にはかなり有利に働く

それは、知識や経験で他の人と差をつけることができる、ということです。これはかなり大きいです。

2次試験では面接試験がかなりのウエイトを占めます。その際に、根拠に基づいた発言や返答ができればかなり有利です(教採面接の攻略については別記事で)。根拠に基づいた発言や返答とは知識や経験に基づいた発言や返答です。

これは教員採用試験の面接だけに限りませんが、人を納得させられる話し方をしている人は自分の知識や経験に基づく具体例を挟みながら話している人です。

大学院に進学したら、授業はかなり少なくなります。要は自分で研究進めろよ、ということです。その間に、論文を読んで様々な教育方法や実践をインプットしたり、実際に小学校等に週に1回入って現場経験を積んだりと様々なことができます。大学院では、4年生まででは獲得できなかったものを獲得できたり、4年生までで獲得したものの深化を図ることができます。

筆者の例

僕は、大学院在籍時に週に一度小学校の特別支援学級にボランティアで入りました。そこにADHDの子がいたのですが、論文で読んだいろんな教育方法をそこでアウトプットし、その子にとってよい教育方法は何かを考えることができました。

教員採用試験の面接では、その経験をもとに話を組み立てることで相手を納得させられる話をできました。

そして見事ストレートで教採を合格しました。

大学院で、論文を読み込んで得た知識やそれらを実践した経験は、教員採用試験では必ず活きてきます。

 

院卒後就職した教員の給料は高いのか

結論から言うと、初任給は高いです。

一般的に、大学院卒で教員になった場合は教員3年目段階での給与額と同等と言われています(各自治体による)。

僕の場合は、同期に臨採2年経験していた教員3年目の先生がいたのですが、その人よりも高かったです。

しかし、その後の給料の上がり方はみんな同じです。

そうは言っても、一年目が終わるとき同期と年収発表会をしたのですが、僕の額だけ頭ひとつ抜きん出ていたのは良い思い出ですね(その後、飲み代全額出す羽目になりました)。

 

大学院進学でおすすめの大学院

僕はここで、○○大学!と名前を挙げることはできません。

大学院を選ぶ基準が大学名ではないからです。何を基準に選ぶのか。それは、自分の専門分野です。

僕の例を挙げて説明します。

筆者の例

僕は、大学院で特別支援教育を学びたかったのでそこを基準にまずは大学院を選定しました。その後、特別支援教育の中でも特に発達障害と病弱教育について研究を深めたいと考え、さらに絞り込みを行いました。次に、発達障害は概ねどこの大学院でも専門の先生はいましたが、病弱教育については研究者が少なくどこにでもいるわけではありませんでした。そこで、病弱教育に絞り自分のやりたいことに近いことを研究している先生のいる大学院へ進学しました。

このように、大学院は大学名で決めるのではなく自分の専門分野で決めましょう。大学院に入っても、研究フィールドが確保できないなどの事態になってからでは終わりです。注意しましょう。

大学院進学の際にやっておくべきことも別記事で解説します。

 

教員採用試験一発勝負は怖い!

大丈夫です、解決する方法があります。

 

教員採用試験の合格保留制度

現在、多くの自治体で教員採用試験の合格を保留する制度が整いつつあります。

例えば、大学4年生で教採を受けて合格しました。しかし、その後大学院に進学したいと思い始めたとします。その際に教採の合格を辞退せずとも、2年後までその合格を保留することができます。

この制度は、本当に近年(ここ数年以内)多くの自治体で導入されてきている制度です(自治体によって整い具合は違うので、自分が教採を受けたいと思っているところは調べてみましょう)。この制度を用いれば、実際には3回の新卒採用のチャンスがあるということです。

大学4年生で教採に落ちて臨採になったとしても、臨採は正規と扱いがほぼ変わりません。ほぼ変わらないというか全く変わりません。なので、臨採をしながら、教採の勉強や対策をすることはかなりしんどいです。なので、とりあえず大学院進学して、教採受かったら大学院を1年で辞めるというのもありです。

 

大学院修了後も民間に行くことは可能

大学院に進学しても、民間に就職することは十分に可能です。

実際に僕の大学院の同期に就活しながら教採を受験し、両方で採用が決まりましたが最終的に民間に行った子がいます。

大学院に行ったからといって、教員だけが全てではありません。大学4年生でまだ自分のキャリアについて展望が持てていない学生がいたら、とりあえず大学院に進学して猶予期間を作るのもアリではないでしょうか。これからの長い人生を決める重要な期間ですので、自分の今後についてゆっくり考える時間を設けるのも良いでしょう。

 

最後に

いかがだったでしょうか。

本記事では、教員志望者が大学院に行くべきかどうかを、教員採用試験で有利か給料はどうなるのかおすすめの大学院の3つの視点から解説しました。

まとめ

・大学院に行ったからといって教採に受かりやすくなるわけではないが、そこで得た知識や経験は有利に働く。

・大学院卒の初任給は高いが、その後の上がり方はみんなと同じ。

・大学院を選ぶ基準は大学名ではなく、自分の専門分野で選択する。

 

教員志望者大学院へ行くメリットについてもまとめています。

こちらもCHECK

【教員志望者】大学院へ進学するメリット5つ【経験者が解説!】

続きを見る

もし、将来的に大学院進学を考えている人がいたら教職に着く前に行くことをお勧めします。

教員をしながら、単位を取り修士論文を書くのはかなりきついです。

次回現職編でそのお話もします。

 

 

 

それではまたお会いしましょう。

ブログランキング参加中!クリックで応援よろしくお願いします♪

-教育一般

© 2020 Haru lab Powered by AFFINGER5